伝説のウィザード(予定)のユッタです。
もうすぐLV40です。
憧れのクルタが目前です。
姉にクルタの図や素材を買わせることには成功しました。
だけど、これ以上は搾り取るのが難しそう。
ヘイト稼ぐしか能がない女だから、騙し取るのはカンタンなんです。
でも、貧乏だから取りようがない。
無い袖は振らせることもできません。
こんなノースリーブナイトは早々に切り捨てて、新たなパトロンを見つけなければなりません。
そこで選んだのが、噂の
ハーレムキング。
何人もの女の子をクイモノにする伝説の魔人。
姉もまた、彼に弱みを握られ、搾取される被害者です。
この写真でも、泣きながら変な格好を強要されてます。
そんな魔人を手玉に取ることができれば、優雅な暮らしが約束されるはず。
そうなればあの煩わしい姉も、わたしにデカイツラできなくなることでしょう。
もう誰にもわたしのことを『エミファリーナの砲盾』なんて呼ばせません。
ユッタ「あたしのパパになってくださぁい」
かわいらしくキングに頼んでみました。
キング「エミファリーナさんから、妹にだけは手を出すなと懇願されていましてねぇ。彼女にはまだ利用価値があるので、約束も
まだ破るわけにいかないのですよ、ククク」
さすが非情のハーレムキング。
この分だと姉は、わたしのことをダシに、キングからいろいろ脅迫されているに違いありません。
まあ、あんなのでも姉なので、助けてやるか。
別にあんな姉はどーでもいいけど。
このユッタさんの身内がいいようにされてるのは気に食わないってだけなんだけどね、うん。
しかし、困りました。
計画破綻です。
でもでも、ソンナコトでくじけるユッタさんではないのです。
優秀な頭脳をもって。すばらしい作戦を考え出します。
そこがそのへんのWIIIIIIIIIIIIIIZとユッタさんの違いなのですよ。
まずはヘアチェンジ-Lと髪型変更とカラー剤ブラウンを入手しました。
キングハーレムの一員である
プリ○ーラお姉様になりすまし、ハーレムに潜り込むことにします。
よし、似てる!
これならいける!
ユッタ「わたしプ○メーラだけど、バグでほしともリスト壊れちゃったぁ>< もっかいハーレム入れてぇ!」
キング「プリメ○ラさんのフリをしたってダメなものはダメですよ、ユッタさん」
ユッタ「……後でカジキ買ったげるから」
キング「いいでしょう、ハーレムに入れて差し上げます。火傷しても知りませんがね、ククク(いぇ〜ぃカジキいぇ〜ぃ)」
ハーレムに入ってしまえばこっちのもの。
ククク、この男から搾取してやるわ!
こうしてユッタさんの野望は始まったのでした。